V・ファーレン長崎が観客動員数2万人水増し!制裁金300万円!

2017年7月25日、Jリーグが理事会後に記者会見を行い、J2のV・ファーレン長崎が過去数年にわたって観客動員数を2万人水増ししていたことを発表した。

V・ファーレン長崎には制裁としてけん責および300万円の制裁金が下された。

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広告収入減を避けるため

 

本件に関して地元の西日本新聞が取材したところ、クラブ関係者は広告収入減を避けるためだったと話している。

サッカークラブの収入源は

・広告料

・入場料

・グッズ

の3つが大きな柱だ。

特に入場料と広告料は大きな収入となる。

2016年度の広告料トップ3とその金額は以下の通り。

1位 名古屋グランパス 30億8,800万円

2位 浦和レッズ    25億9,300万円

3位 横浜FM      23億6,600万円

入場料トップ3とその金額は以下の通り。

1位 浦和レッズ    23億7,500万円

2位 ガンバ大阪    13億9,000万円

3位 横浜FM       10億500万円

このように広告収入はクラブ運営において非常に大きな比重を占めている。

V・ファーレン長崎の広告収入は

2013年度  2億4,800万円

2014年度  5億200万円

2015年度  4億4,000万円

となっている。全体の収入の約50%を占めており、広告料に偏っていたことがわかる。

広告料が全体の収入のうち大きな比率を占めているのは他のクラブも同様であり、Jリーグ全体の収益構造の課題といえるかもしれない。

 

新経営陣の精査により発覚

 

V・ファーレン長崎は今シーズンの開幕直前に経営問題が話題となった。

同県佐世保市の通信販売大手ジャパネットホールディングスがシーズン中に株式を100%取得し、救済する形になった。

同時にジャパネット創業者の高田明氏が社長に就任し、新体制となっていた。

その新経営陣が経営再建を進める中、過去の経営状況を精査する中で今回の水増しが発覚したのだ。

高田氏はとんでもない負の遺産を見つけてしまったのだ。

 

処分は比較的軽い

 

今回、けん責および300万円の制裁金という処分が下された。

この処分はどのくらいの重さなのだろうか。

過去には大宮アルディージャが同様の違反をした際には、2,000万円の制裁金という処分が下されている。

今回は300万円であり、比較的軽い処分のように感じる。

その理由はクラブ側からJリーグに報告していたからのようだ。

また大宮アルディージャは4シーズンで11万人水増しと、規模も大きかったこともあるだろう。

 

経営再建に水を差された格好になるが、なんとか再建しJ1に昇格して欲しいものだ。

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