菊池雄星投手の二段モーション問題について議論が白熱しています。
当サイトでも先日、
菊池雄星が二段モーションを審判から指摘される!日本ハム井口も!
の記事でとりあげましたが、その後もはっきりした答えは出ていません。
17日に反則投球を宣告されてからの流れをまとめてみました。
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発端は8月17日の対楽天戦
そもそもの始まりは8月17日の対楽天戦で二段モーションによる反則投球を審判より宣告されたことです。
このときは宣告されたのが2回1死というタイミングであったことや、8月のシーズン終盤という
重要な時期になってなぜ今更になってという点が大いに疑問でした。
菊地投手はよくこの試合抑えることができたなあと思います。
この日の主審を務めた真鍋球審からはコメントは一切ありませんでした。
このこともかなり批判を集めていましたね。
まあ、今は審判は判定後にマイクを使って説明するのが普通なくらいですから、試合後ですらコメントがないのは
ちょっとおかしいですよね。
そしてこの件の影響なのか19日には日本ハム井口投手も二段モーションによる反則投球の宣告を受けました。
24日の対ソフトバンク戦で再度反則投球の宣告!今度は初球!
このなんともはっきりしないモヤモヤとした状況の中、菊地投手は24日のソフトバンク戦に先発。
この日はなんと初球で反則投球の宣告を受けてしまいます!
前回の問題を審判側の方が意識してきたようですね。
そして菊地投手はこの日は立て直すことができず、3回を2本塁打を含む5安打自己ワーストタイ7失点で
6敗目を喫してしまいました。
菊地投手はソフトバンクが苦手なのか、この日の敗戦でなんとプロ入りから12連敗だそう。
この日に改めて反則投球を取られたことで、審判側が菊地投手のフォームは違反投球とするという明確な
メッセージを出しました。
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25日、友寄正人審判長から説明
そして25日、日本野球機構(NPB)の友寄正人審判長からこの問題について説明がありました。
実は二段モーションについては事前に複数回注意を行っていたというのです。
どうも選手側と話がかみ合いませんが。
友寄審判長によると、
4、5、6月はきれいなモーションで、6月中旬くらいから変わり始めた。
7月には段が激しくなってきているという報告があったそう。
そのため審判団で会議を行って情報を共有し、ZOZOマリンスタジアムで西武側に伝えたということです。
ですので、審判側としてはこの時期になって今更反則投球を宣告したのではなく、
菊地投手のフォームの方が徐々に変わっていったためだという意見ですね。
まあ、筋は通っていますよね!
筆者も4月と現在のフォームの動画を見てみましたが、確かに明らかに違うと思いました。笑
ただ審判側の主張が全て正しいとすれば、菊池投手は事前にある程度予測できたはずで
ここまでの騒動にはなっていないと思いますよね。
27日、審判団から謝罪と説明
先ほどの疑問点がこの27日の説明で解決されます。
27日に改めて球団や菊地投手と審判長らで話し合いが行われました。
結局、審判団の中で誰が指摘したとか、情報を伝えたとかという報告が一切行われておらず、
説明や指摘の内容が選手側に伝わっていなかったことがこの問題をここまで大きくした原因だったそう。
この点を友寄審判長は謝罪し、反則投球の宣告をするまでに複数回注意してきたという趣旨の発言も訂正されました。
これで一件落着となりそうですね。
まあ、菊地投手にとっては投球モーションを修正する必要があるのでよくない結果ですが。
こういう問題でプロ野球が面白くなくなるのがファンとしては一番嫌なので、
解決して良かったと思います。
菊地投手には頑張って欲しいですね!
メジャー挑戦なんて噂も出ていますし!
以上、菊地投手の二段モーション問題についてでした。
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