西武の菊池雄星投手は17日、対楽天戦で二段モーションによる反則投球を審判より宣告されました。
また、日本ハムの井口和朋投手も19日、対西武戦で二段モーションによる反則投球を審判より宣告されました。
今回の反則投球については両投手はもちろん、西武の辻監督、日本ハムの栗山監督も困惑しています。
というより、怒っていると言っていいでしょう。
投球モーションはピッチャーにとって非常に重要で、それを試合中に修正することは容易ではありません。
実際に井口投手の場合、反則投球の宣告を受けた後失点に繋がっています。
二段モーションと反則投球についてまとめてみました。
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なぜ2回に宣告?春季キャンプでも事前に確認済み
菊池雄星投手が反則投球の宣告を受けたのは2回1死の状況でした。
初回から同じフォームで投球していたにも関わらず、2回1死のタイミングで宣告された。
その上、菊地投手サイドも二段モーションとジャッジされるかは非常に重要であるため、
春季キャンプの時点で審判団に投球フォームは確認してもらい、問題ないとのお墨付きを得ているのです。
にも関わらず!
なぜこの8月!それも初回ではなく2回1死のタイミングで!
菊池投手、辻監督ともにお怒りの様子でした。
まあ当然ですよね。正直意味がわかりませんから。
菊地投手の投球フォームはシーズン当初から変わっていませんし、初回と2回でももちろん変わっていません。
試合は菊地投手がクイックモーションに切り替えて完投し、勝利を収めたので良かったものの、
投球フォームを変えた影響で4回には両足が攣ってしまうアクシデントもありました。
投手にとって投球モーションは非常に繊細なもので、一歩間違えれば故障に繋がってしまっていたかもしれません。
本当に冗談じゃないですよね!
宣告した真鍋球審はコメントなし!辻監督は意見書提出を示唆!
この不可解なことだらけの反則投球を宣告した真鍋球審。
当然、試合後に報道陣が説明を求めました。
しかし、真鍋球審は無言のまま球場から帰ったのです。
いやいや!説明して下さいよ!
ただの野球ファンの私ですら意味がわからなくてイライラするのですから。
菊地投手の立場だったらどれだけムカつくことか…
当然納得できない辻監督は、日本野球機構に意見書を提出することを示唆しています。
18日に札幌ドームで審判員から説明を受けたものの、最終的な見解は未だ出ていないそう。
なぜペナント終盤のこの重要な時期にこんなことが起きてしまうのか。
ファンとしても本当に残念です。
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菊地投手の件の影響か?日本ハム井口投手も反則投球の宣告を受ける
菊地投手の件の影響なのか、19日に日本ハム井口投手も二段モーションによる反則投球の宣告を受けました。
それも対西武戦で。
まあ偶然でしょうけど。
井口投手の場合は、9回から登板したのですが初球で宣告を受けています。
これも菊地投手の件を踏まえての対応のような気がしますね。
井口投手は春季キャンプで一度注意を受けているようですが、その後は一切指摘はなかったようです。
結果、井口投手は1失点してしまっています。
最終判断は今日にも下されるか
まだシーズンは続いており、菊地投手はまだまだ登板の機会があります。
その際投球フォームをどうすべきなのかは審判団の最終判断によって変わってきます。
18日時点で、審判団から一両日中に説明がある見通しだったので、今日にも改めて説明があるのでしょう。
菊地投手も次回登板への調整もあるので一刻も早く結論を出して欲しいです。
ただ、納得のいく説明が出るとは思えませんね。
今はとりあえず審判団の出す結論を待ちましょう。
〜追記〜
菊地投手の二段モーションについてはかなりの進展があったので
にまとめています。あわせてお読みください!
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