9月19日、日本高校野球連盟が2018年春の第90回選抜高校野球大会よりタイブレーク制を導入することを決めました。
現段階では導入を決定しただけで、イニングや打順など詳細については引き続き協議し、
11月を目処に正式に決定するそうです。
ずいぶん昔から日本の高校野球は日程が過密すぎるとか投手を酷使しすぎだとか言われてきましたが、
遂にメスが入る時がきましたね。
延長18回を完投して翌日に再試合なんて本当に日本の高校野球だけでしょう。
まあそれが盛り上がる要因であることは間違いないですが、未来ある高校球児のことを考えると
もっと無理のない運営をしてほしいものです。
今回の件はそうした声が反映されてきた結果でしょう。
タイブレーク制の導入についてまとめてみました。
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そもそもタイブレーク制とは?
ますは今回導入されるタイブレークについて説明しましょう。
タイブレークとは延長戦に入った場合、得点が入りやすい状況から攻撃を行うルールのことです。
私が中学野球をしていた時にもタイブレーク制はありました。
中学野球は7回までなのですが、8回からは1死満塁の状況から攻撃が始まりました。
これが非常に、非常にドキドキするんです!
経験者の方はわかっていただけるでしょう。
そして得点が入りやすい状況と言いつつも、1死満塁は意外と点が入らないことも多いんです。
タイブレークの時に先攻で得点できなかった裏の守備なんて本当に緊張しますよ。笑
見る分にも非常にドキドキするので盛り上がると思いますね!
現段階では準決勝まで。延長13回から!
本日時点で決まっているのは
・来年のセンバツから導入
・準決勝まで(決勝は未定)
・延長13回から
この3つについては決定しているようです。
今回は審判規則委員会で協議がなされた結果であり、今後議論を深めた上で11月に行われる
理事会で承認されることで正式に決定します。
11月までにランナーをどう配置するか、アウトカウント、打順などについて詰めていくのでしょう。
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事前アンケートでは導入すべきという意見が多数
この日の決定の前に6月の13日に高野連の技術・振興委員会がタイブレーク制の導入について
大阪で会合を開いていました。
そこではタイブレーク制導入の是非について5月に47都道府県の高野連に実施したアンケートについて検証。
「導入すべき」・・・38
「時期尚早」 ・・・ 7
「無回答」 ・・・ 2
という結果で、導入すべきという声が多かったようです。
このアンケート結果もあり、今回遂に導入が決定したのです。
選手の故障予防の観点からも非常にいい決定だと思うが、個人的には試合としてもかなり盛り上がるんじゃないかと思っています。
来年からの甲子園がとても楽しみです!
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