10月1日、CS(クライマックスシリーズ)進出のわずかな可能性にかけて巨人は本拠地東京ドームで阪神戦に臨みました。
しかし、結果は4−5で敗れてしまい、かつ3位のDeNAが勝利したため、今シーズンの順位が4位で確定しました。
巨人がBクラスとなるのは11年ぶりのことです。
またCSの制度が2007年に導入されてから10年連続で出場していたので、CSに出場しないことが球団初のことです。
CSに10年連続で出場していた球団は巨人だけだったのですが、今年で途切れてしまいました。
高橋監督も大変ですよね〜。
まだ現役を続けていた方が絶対良かったですよね。笑
個人的には高橋由伸が現役だったらCS出てたんじゃないかなと思います。
今回は巨人とCSについてまとめました。
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2007年、パリーグのプレーオフ制度をもとにCSが導入
今でこそCSが普通に馴染んでいますが、その始まりは2007年でした。
そしてCS導入の背景にはパリーグでのプレーオフ制度の成功があります。
もともとプロ野球はリーグ優勝の2チームがシーズン終了後に日本シリーズで直接対決し、
その年の日本一を決めていました。
この方式の場合、リーグ優勝のチームが早々に決まってしまうと、残りのシーズンの試合が消化試合となってしまいます。
この消化試合を減らすために、パリーグでは2004年からリーグ上位3チームで日本シリーズ出場を争う
トーナメントのプレーオフ制度が導入されました。
この制度がシーズン後半のプロ野球の盛り上がりに繋がっていたことを受け、2007年からは
セパ両リーグでCSが導入されました。
仕組みは
3位チームと2位チームが争うファーストステージ。
これは3戦2勝で、先に2勝したチームがファイナルステージに進出します。
1勝1敗1分や3引分など勝ち星の数が堂宇数となった場合、シーズン2位のチームがファイナルステージ進出となります。
次にファーストステージ勝利チームとリーグ優勝チームが争うファイナルステージ。
6戦4勝で、先に4勝したチームが日本シリーズに進出します。
リーグ優勝チームにアドバンテージとして1勝が与えられます。
CSでもっとも印象に残っているのは2010年のロッテの「史上最大の下克上」ですね〜。
プロ野球の80年以上の長い歴史の中で、レギュラーシーズン3位のチームが日本一となったのは
現在まで2010年のロッテだけです。
「史上最大の下克上」ってキャッチコピーも最高にかっこいいですよね!
里崎選手の「最高の下克上を見せる」という発言からこのキャッチコピーができたのが懐かしいです。
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巨人はCS10回のうち8回ファイナルステージに進出
巨人は2007年のCS導入以来、なんと8回もファイナルステージに進出しています。
ファーストステージで敗退したのは2011年と2016年の2回だけなのです。
ですので、高橋監督は就任1年目で、5年ぶりにCSファーストシリーズで敗退と言われていました。
今年はCS出場も逃してしまいました。。。球団初。
そういえば今シーズンはもう一つ13連敗という残念な球団初がありましたね。
高橋監督のせいだと簡単には言えないですが、こういう結果になると余計に
現役続行して欲しかったなあと思います。。
来年は久しぶりに昔のような強い巨人をみたいですね。
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