全国各地で夏の甲子園予選大会の真っ最中の今日、岡山で快挙が達成された。
岡山大会の1回戦、岡山大安寺ー岡山御津の試合で岡山大安寺の1年生投手である
中村源太選手がなんと完全試合を達成したのだ。
岡山大会史上初だという。
中村選手の快挙もあり、試合は7−0で岡山大安寺高校が勝利した。
スポンサーリンク
前日は緊張で眠れず
中村選手は1年生で背番号は16。
今回の先発登板は前日の練習後に山口監督から告げられた。
前日の夜は緊張で眠れなかったそうだ。
それも当然だろう。
高校野球の初戦はとてつもない緊張感がある。
負ければ3年生は即引退となるからだ。
さらに中村選手は1年生。ついこないだまで中学生だった彼が3年生の引退がかかった初戦の先発という
大役を務めるのは、生半可なプレッシャーじゃないだろう。
想像しただけで心臓が縮んでしまう。笑
持ち球はストレートと縦のスライダー
ものすごいプレッシャーの中迎えた試合。
中村投手は持ち球のストレートと縦のスラーダーを駆使し、三者凡退の山を築く。
ストレートがものすごく速いというわけではないようだ。
おそらくコントロールが非常に良いのだろう。
試合中は捕手である3年生の池尻拓巨選手がリード。
完全試合を意識していたが、中村投手には意識させないよう伝えなかった。
完全試合の快挙には彼のリードも大きく貢献しているだろう。
2回戦はシード校の玉島商業高校
中村投手の完全試合達成という最高の結果で2回戦進出を果たした岡山大安寺高校。
続く2回戦の相手はシード校の玉島商業高校と7月21日に対戦だ。
2回戦で中村投手が登板するのか。非常に注目が集まる。
岡山大会は全59校から甲子園出場校が決まる。注目は創志学園高校
2017年夏の岡山大会は、全59校で甲子園出場をかけて熱戦が繰り広げられている。
強豪校として注目されているのは創志学園高校だ。
創志学園高校は2010年に新設された高校だ。
設立後、7年間で甲子園春夏合わせて4度も甲子園に出場している。
初めて出場したのは2011年春のセンバツ大会でだ。
創部2年目で甲子園出場は史上最速記録である。
2016年の春から3大会連続で甲子園に出場しており、勢いもある高校だ。
創志学園高校とは準決勝で対戦
中村投手を擁する岡山大安寺高校は、あと4回勝ち上がれば準決勝で注目の創志学園高校と対戦する。
しかしその前にも関西高校や倉敷商業といった強豪校を倒さなければならない。
岡山大安寺高校の躍進がどこまで続くのか。
中村投手がシンデレラボーイとなるのか。
今後に注目したい。
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。