7月3日東京ドームで行われた日本ハム対西武戦で、日本ハムの大谷翔平選手(22)が5番DHでスタメン出場した。
4月8日のオリックス戦以来、実に86日ぶりの先発出場となった。
肉離れで戦線を離脱して約2ヶ月半、どれだけ多くのファンがこの日を待っていただろうか。
最早日本球界において唯一無二の存在となっている。
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二打席でしっかり結果を残す
第一打席は2ストライクと追い込まれながらも四球を選び出塁。
続く第二打席でファンを喜ばせた。
相手投手は岡本投手だった。2ボール1ストライクのバッティングカウントからの4球目、スライダーを大谷が捉えた。
打球は高く舞い上がりあわやホームランかという軌跡を描き、ライトフェンス上段に直撃!足の状態に注意しながらも悠々2塁へ到達した。
この一打で代走を出され、大谷の出場はここまでとなった。復帰戦でしっかりと結果を残すあたりがやはりスターだ。打撃については全くブランクを感じさせない。
投手としても順調
では二刀流のもう一つの刀である投手としてはどうだろうか。
大谷選手は7月1日にイースタンリーグでこれまた西武戦でマウンドに上がっている。
いきなり157キロのストレートで空振りをとった。先頭打者と2番打者を三振に取り、順調かと思えたものの、続く3番打者にストレートをバックスクリーンに運ばれてしまった。
結果1イニングを1失点2奪三振、自責点1の内容で終えた。雨のマウンドで足場が悪く、ブランクを考慮すれば十分な結果だと言える。
打者大谷だけでなく投手大谷も準備が整ってきているようだ。
オールスター選出
そんな大谷選手へのファンの期待の大きさを如実に表す結果となることがつい先日にあった。
それは6月26日のオールスターの投票最終結果で、大谷選手がパリーグの指名打者部門で44万7910票を集め、4度目のファン投票での選出を果たしたのである。
これが一部の関係者やファンの間で物議を醸している。なぜなら大谷選手は肉離れで戦線から長期離脱しており、今シーズン8試合しか出場できていなかったためだ。
一部からは「スポンサーが絡んでいる」とか「ファンの節度に問題がある」といった声があるようだ。
私はそんなことは一切思わない。ファンは純粋に大谷選手が見たいのだ。
プロ野球の世界で二刀流を成功させている選手を見ることができて本当に幸せだと思う。
大谷選手は子供達にとてつもなく大きな夢や希望を与えている。20代後半になった私ですら彼の活躍にワクワクするし、今後の活躍が非常に楽しみである。
かつての自分の夢を勝手に投影している。そんな大人は多いだろう。
きっとこれからメジャーに行き活躍するはずだし、アメリカでも二刀流を成功させて欲しいと思う。
大谷選手が日本球界で活躍するところを見られるのもあと僅かかもしれない。
オールスターやシーズン後半の活躍に期待したい。
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