今回はタイトルの通り、中小企業診断士試験について。
中小企業診断士を取り上げたのは、先日筆者が中小企業診断士の一次試験の申し込み手続きを行ってきたからである。
一昨年にFP1級、昨年宅地建物取引士を参考書のみ、独学で運良く取得することができたので今年も何か挑戦しようということで5月から取り組み始めている。正直先述の2つの資格よりも難易度は圧倒的に高いようだ。今年に関しては3ヶ月でどこまでいけるかを試してみたいと思う。以下、中小企業診断士試験の内容について簡単に記載する。
・試験の流れ
【一次試験】7科目選択式。総点数の60%以上かつ1科目でも40%未満がなければ合格。
【二次試験】4科目記述式。一次試験同様、総点数の60%以上かつ1科目でも40%未満がなければ合格。
【口述試験】面接で、ほぼ全員が合格。基準については未公開。
【実務補習】15日以上、実務補習を受けるか診断実務に従事することで中小企業診断士として登録をすることが可能となる。
・試験日 一次試験 毎年8月上旬の土日2日間(2017年は8月5・6日)
二次試験 毎年10月中旬の日曜日
口述試験 毎年12月中旬の日曜日
以上が主な概要である。中小企業診断士も宅建と同様に年に一度しか受験するチャンスはない。ただし、勉強する範囲は宅建と比較すると圧倒的に広く、しっかりと計画的に取り組まなければ合格するのは難しい印象だ。
実際、5月から1ヶ月勉強してみたところ、7科目と範囲が広く、かつこれまで全く触れたことのない分野があるためなかなか手強い。しかし、難しいばかりではなく、勉強してみて非常に面白い内容である。企業の経営者が考えていることの一部や、中小企業を取り巻く環境について知ることができるのである。
筆者が5月から今まで取り組んだことは、以前資格勉強法という記事で紹介したように、何度も1冊の参考書を読むだけである。やはり一度読んだだけではわからない点ばかりであったが、読む回数を重ねるごとに理解度が増していくのを感じる。
本日で試験本番のちょうど2ヶ月前となったので、これからは問題演習をメインに取り組んでいこうと考えている。仕事をしながらの受験では時間がないとつい言い訳をしてしまいそうになるが、通勤時間やちょっとしたスキマ時間を有効に活用することによってカバーすることができるはずだ。よく中小企業診断士の試験に合格するためには8ヶ月は勉強時間が必要だという記載を目にする。3ヶ月の勉強時間でどれだけの成果を出すことができるか。結果についてはしっかりとご報告させていただくので楽しみにしていただきたい。
次回以降も中小企業診断士の試験内容、1次試験の7科目について記載していく。
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