6月22日に海外から帰国した方がデング熱を発症。その後蚊に刺されていたようだ。
このことが発覚し、世田谷区内では蚊の駆除が行われている。
海外から帰国した人がデング熱を発症した後、蚊に刺されたことを話していたことから判明したようだ。
赤堤1丁目付近で薬剤による駆除作業が行われているとのこと。
筆者の記憶ではデング熱は2014年に代々木公園を中心に発生して初めて大きく話題に取り上げられたように思う。
その際も話題になっていたものの実際の症状は熱が出るだけでそこまで危険なものではないという嘘か本当かわからないような噂を聞いただけであった。(恥ずかしながら筆者の勉強不足なだけであると思われる。笑)
今更ではあるがデング熱の症状と、予防策についてまとめた。
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デング熱とは?
そもそもデング熱とはなんなのか。
デング熱はデングウイルスに感染すると発症する。
このデンングウイルスは蚊を媒介として感染する。
デング熱を媒介する蚊は2種類いて、
①ネッタイシマカ
②ヒトスジシマカである。
蚊が媒介するため夏に話題になるのである。
デングウイルスに感染すると2〜14日程度の潜伏期間を経て38度以上の高熱や発疹、頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状が出る。
デング熱そのものの治療薬というものは無く、症状に対して適切な治療を受けることで回復するようだ。
死者が出たという話を聞かないのはそのためだろう。
だからといって安心していいわけではない。
重症化した場合、血尿や血便など出血症状が出る。
これをデング出血熱と呼び、死亡率はなんと20%にも及ぶともいわれている。
本当は非常に怖い病気なのだ。
デング熱に感染しないために。予防法は。
デング熱が危険な病気であるということがおわかりいただけたであろう。
知らなかったのは筆者だけかもしれないが…
そんな危険なデング熱に感染しないためには何をすべきか。
1つは感染媒体である蚊に刺されないようにすることである。
デング熱は蚊から感染し、人から人への感染はない。
つまり蚊に刺されなければ感染することはないのである。
蚊に刺されないためには
・肌の露出を避ける
・薄い色の服装にする。(蚊は黒など色の濃いものに近づく)
・虫除けスプレーや蚊取り線香を使用する
基本的だが以上3点が蚊の対策である。
絶対刺されないことは無理であっても、対策を講じることで刺される回数は減らすことができるだろう。
続いてもう1つの予防法はそもそも蚊の発生を抑えることだ。
これは自分の生活環境、特に自宅においてとるべき対策だ。蚊は水中に産卵する。
しかも空き缶に残った水や観葉植物の受け皿の底に溜まった水など、ちょっとしたところに産卵する。
普段からそういったちょっとした水溜まりをつくらないよう心がけることが蚊の発生を防ぐことに繋がる。
以上が感染症状と予防法である。
感染しないことが一番だが、もし感染の疑いがある場合にはすぐに病院に行くべきである。
筆者もしっかりと対策をとり、夏を楽しみたいと思う。
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